骨伝導関連最新情報

作成者

Goldendance

作成日

2006/11/15

タイトル

[2006.7.07]日本経済新聞に骨伝導のニーズとしてを掲載頂きました。

【掲載内容】骨に振動を伝えて音を認識させる「骨伝導」の商品化が相次いでいる。耳に負担がかからないヘッドホンやバイクのヘルメットをかぶったまま通話できる音声システムなどで、専門店や通信販売で売れている。難聴者だけでなく健常者のニーズにも応える商品が増えており、携帯電話の便利グッズとして普及する可能性もある。音楽や携帯通話　ヘッドホン相次ぐヨドバシカメラなど家電量販店が扱っているのが、骨伝導ベンチャーのゴールデンダンス（大阪市）が製造販売するヘッドホン「オーディオボーン」（14490円）だ。左右の耳に近い骨に振動スピーカーを押し当てると、鼓膜を介さず聴覚神経に音が伝わる。ヨドバシは「週に30～40セット売れており、品ぞろえの拡大を検討中」という。骨伝導ヘッドホンのメリットは大きく２つある。まず音楽や語学レッスンなど大きな音量で長時間連続して聴いても鼓膜に負担がかからず難聴になりにくいこと。さらに鼓膜を通じて周囲の音も聞こえるため交通事故などの危険が察知できる。その分音楽やレッスンに集中しにくくなるが自転車やジョギングに向いていることば●骨伝導● 人は音による空気の振動を耳の鼓膜で受け止め、それを「蝸牛」という器官を通じて聴覚神経に伝える。この振動を空気を介さず骨から直接蝸牛に伝えるのが骨伝導の仕組み。騒音が多い環境での通信手段として、軍隊などでは骨伝導のマイクとスピーカーが良く使われる。企業のコールセンター向けにも長時間通話で耳に負担をかけない骨伝導ヘッドホンがある。音域がせまいため音楽鑑賞には向かないとされてきたが技術革新で性能が上がっている。