骨伝導専門メーカーゴールデンダンス株式会社／プレスリリース

[2011年3月31日付]

Fuji Sankei Business i.

弊社「通信用骨伝導ヘッドセット」が掲載されました。
（許可を得て掲載しています。）

ゴールデンダンスの「通信用骨伝導ヘッドセット」
騒音下でもクリアな音を伝える

骨で音を聞く骨伝導機器専門メーカーのゴールデンダンス（大阪市城東区）は、西日本高速道路メンテナンス関西から依頼を受け、作業用ヘルメットに装着できる「通信用骨伝導ヘッドセット」を開発した。
自動車の騒音が大きい高速道路上の作業では、避難指示などの声が聞こえにくく大きな危険を伴う。新製品は、骨伝導の振動子をヘルメットに密着してヘルメット全体から音を出すので、騒音下でもクリアな音を聞くことができる。振動子部分を耳の横の骨にあてれば骨伝導スピーカー・マイクとして通信も可能だ。
ゴールデンダンスは2005年に50～1万2000ヘルツ帯まで音域を広げた高音質の骨伝導振動子を開発。音楽用骨伝導ヘッドホン「オーディオボーン」をはじめ、音漏れの少ない骨伝導イヤホン、会話が聞こえづらい場合などに使用する骨伝導集音器など独自の骨伝導製品を開発。
NHKと共同開発したニュースキャスター用骨伝導イヤホンは、従来品より直径比で約15～30％小さくした。今年5月には、新開発の振動子を使用した「オーディオボーンアクア」の新製品をリリースする予定だ。今後も骨伝導の用途の拡大を図るため企業や大学との連携や共同開発を推進する。
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